2018年12月19日水曜日

24.どういう人が『AN EARTH2』に向いているか?

 
このゲームはおもしろいが、人を選ぶことは疑いない。



 
ここではどういう人が『AN EARTH2』を楽しめるかを考えたい。
 
 
 
端的に言えば、物語最初の「ボコって盗んで核爆弾」ってノリについていけるかいけないかの違いだろう。
 
笑える人はそのまま進めたらいいし、ギャグセンスに温度差を感じるなら、プレイを控えるといった選択肢も出てくる。
 
奔放なギャグに、人を食った仕掛け、操作するごとに出てくるパロディといったものは、人を惹きつける一方、やはり「選抜」してしまう。
 
しばしばこの作品の引き合いに出されるのに『MOTHE』シリーズがあるが、個人的にはこのシリーズが好きな人に「おススメ」してよいか不安がある。
 
『AN EARTH2』は、少なくとも市販のゲームではほとんど見かけない「ノリ」なので、単に「ゲームが好き」という人に、一般の流通経路にのっているゲームを引き合いに出して勧めるのは避けたほうがいいだろう。
 
ただ、それでも勧めるのなら、やはり「フリーゲーム」「インディーゲーム」をやる機会がある人がよい。
 
『タオルケットをもう一度』、『四月馬鹿たちの宴』、『妹が作った痛いRPG』シリーズなどが好きな人には、受け入れてもらえると思う。
 


インディーゲームで思い出したが、『AN EARTH2』のパロディもとで、一番多いゲームが『under tale』である。
 

 
このインディーゲームの名品をやっている人には、(主に戦闘で)クスリとくるシーンがあるに違いない。
 
もう一つパロディで多いのが、アニメの『チャージマン研』だ。「チャー研」で笑える人には、『AN EARTH』は自信をもってお勧めできる。

0 件のコメント:

コメントを投稿